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花粉症
春といえば、花粉症のシーズンでもあります。目のかゆみ、くしゃみ、鼻水…。花粉症の方にとってこの時期は憂鬱ですよね。
花粉症について豆知識をまとめました。
花粉症はアレルギーのひとつです。
日本の花粉症の約80%がスギ花粉症と言われています。
その他にヒノキ、イネ、シラカバ、ブタクサ等があります。
案外花粉ではない場合も?!原因を調べるには血液検査から。
アレルギーの原因は血液検査で調べることができます
(まれに原因がわからないこともあります)。
血液検査では動物の上皮、ハウスダスト等についても同時に調べることができます。
花粉症かと思い調べてみると、実は花粉症ではなかったという話も少なくありません。
花粉症の人はいつから治療を始めると良い?
花粉症の症状が出始める2週間くらい前から治療を始めることをお勧めします。
はやり目
“はやり目”というのを聞いたことがありますか?ウイルス性結膜炎に付けられた俗名で、流行性角結膜炎がその代表例です。
はやり目は非常にうつりやすく、特に夏場、家庭や学校、職場などでしばしば流行します。
結膜炎の主な症状
白目が充血する 目の痒みや
痛みが出る まぶたが
腫れる 目やにや涙が
多く出る
流行性角結膜炎
ウイルスが感染して7~14日間の潜伏期の後に発症します。結膜炎の症状と共に結膜にブツブツができ、耳の前のリンパ節が腫れて押すと痛んだりします。
はやり目の治療
残念ながら、はやり目のウイルスに対する特効薬はありません。ウイルスの感染で抵抗力が落ちた目に、他の病原菌が感染することがあるので、抗生物質の点眼薬を使って、感染を予防します。また、結膜炎の症状を和らげるために、副腎皮質ステロイドの点眼薬を使うこともあります。
点眼薬を使用しても、症状が悪化する場合があります。また、症状が軽くなっても完全に治っていないことがあり、放っておくと後遺症が残ることがあります。
どちらの場合も一度きちんと診療を受けましょう。
家庭でのはやり目の予防法
ウイルスが感染して7~14日間の潜伏期の後に発症します。
結膜炎の症状と共に結膜にブツブツができ、耳の前のリンパ節が腫れて押すと痛んだりします。
患者さん自身が注意すること
- 手を流水、石鹸でよく洗う
- 手で直接目を触ったり、こすったりしない
- 点眼薬は医師の指示に従って正しく使う
- 医師の許可が得られるまで、保育所や、学校、職場を休む。
プールにも入らない
患者さんの家族が注意すること?
- タオル、洗面器などは別々のものを使う
- 患者さんが一度使った点眼薬は借りたり、もらったりしない
- 手をよく洗う
ドライアイ
涙は目の表面を覆って、目を守るバリアのような働きをしています。
その涙が少なくなったり、成分のバランスが崩れる病気がドライアイです。
一見、眼の渇きと関係ない眼の不快感も実はドライアイの症状の一つだったりします。
あなたに当てはまるものはありませんか?
- 目が疲れやすい
- なんとなく目に不快感がある
- 物がかすんで見える
- 目やにが出る
- 理由もなく涙が出る
- 目がかゆい
などなど…
ドライアイの原因には、身近なものではコンタクトレンズ装用、VDT作業(パソコン、テレビゲーム、携帯電話など)などがあります。しかし中には、重篤な疾患が原因の場合もあります。自己診断せず、検査を受ける事が重要です。
ドライアイの治療の基本は点眼です。ヒアルロン酸が配合されている点眼薬はドライアイの治療に効果的です。
ヒアルロン酸は水分を保つ効果があり、その上、目の表面の傷を修復する効果もあります。
麦粒腫
麦粒腫とは、まぶたの一部に化膿が起きる病気で、「ものもらい」、「めばちこ」など全国でたくさんの俗称で呼ばれているものです。
麦粒腫は、おもにまぶたの涙が出る穴の中に細菌が感染して起こります。
麦粒腫の症状
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初期
初めはまぶたが赤く腫れて、痛痒く感じます。
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炎症期
まぶたの腫れ、痛みが増し、1ヶ所で最も炎症が活発になり、黄色に化膿したところが出てくるのが一般的です。
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緩解期
強い炎症の後に自然につぶれ、膿が出れば痛みは急減し、まぶたの赤い腫れは徐々に消えて次第に治ります。
麦粒腫の治療法
自然に治ってしまうことも多いのですが、治療法としては、抗生物質の点眼や眼軟膏などを使用します。発熱や痛み等を伴う炎症の激しいときには、内服薬で炎症を抑えます。
ある程度進んでしまったときには、眼科で小さく切開し、膿を出すと早く治ります。決して自分で膿をしぼり出さないようにしましょう。炎症がまわりに広がる恐れがあります。
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